
習慣や癖の正体
意識には顕在意識と潜在意識があります。
普段、私達が自分の意識だと自覚しているのは顕在意識の部分だけで、実際にはそれよりずっと大きくて力も強い潜在意識が存在しているのです。
よく氷山に例えて説明されますが、海面上に出ている部分が顕在意識で、海面下に隠れている部分が潜在意識です。
顕在意識の割合は5%程度と言われ、残りの95%は潜在意識ということで、意識の世界では潜在意識が圧倒的に優勢なのです。
顕在意識と潜在意識は、互いに影響し合っています。
見たことや聞いたことや感じたことや考えたことは、そのイメージや記憶が潜在意識に送り込まれ、蓄えられていきます。
そして、潜在意識に蓄えられたイメージや記憶が、顕在意識の考え方や感じ方に非常に大きな影響を与えるため、顕在意識は潜在意識に蓄えられたイメージや記憶に沿ったもの考え方や感じ方をするのです。
だから、潜在意識にプラスのイメージや記憶が多く蓄えられている人は、顕在意識でもプラス思考ができますが、潜在意識にマイナスのイメージや記憶が多く蓄えられている人は、顕在意識でもマイナス思考をしてしまうのです。
これが考え方の習慣や癖といったものです。つまり、考え方の習慣や癖の正体は、潜在意識に蓄えられたイメージや記憶なのです。
それは、動作や行動における習慣や癖でも、全く変わりません。
同じ動作や行動を何度も繰り返すことによって、そのイメージや記憶が潜在意識に蓄えられます。
そして、潜在意識に蓄えられたイメージや記憶の影響で、無意識の内にそのイメージや記憶に沿った動作や行動をするようになるのです。
早起きという習慣を例にとってみましょう。いつも自然に早起きをするという人は、潜在意識の中に、早起きをするというイメージが蓄えられているのです。
そしてそのイメージ通りに行動しているだけなのです。
ですから早起きをするのが、ごく自然であって、苦痛でも何でもないのです。
むしろ、早起きをしない方が苦痛なのです。
潜在意識には早起きをするというイメージが蓄えられているのに、そのイメージとは違った行動をすると、違和感を覚えるのです。
逆に、いつも朝寝坊をしている人が、早起きをしようと思っても、なかなか実行出来ないのは、潜在意識の中に朝寝坊をするというイメージがあるからです。
早起きに対しては否定的なイメージです。
潜在意識の中にある朝寝坊のイメージに沿って行動することは、自然で楽なのです。
だからいつも朝寝坊をします。
早起きをしようとすると、潜在意識の中にある朝寝坊のイメージに逆らって行動することになるから、非常に強い違和感を覚え、苦痛に感じるのです。
だから朝寝坊をする人が、顕在意識で早起きをしようと思っても、潜在意識の中にある朝寝坊のイメージに邪魔をされて、なかなかうまくいかないのです。
動作や行動における習慣や癖であろうと、考え方における習慣や癖であろうと、それらを生み出しているのは、全て潜在意識に蓄えられたイメージや記憶なのです。
だから、人は、潜在意識に蓄えられたイメージ通りの考え方や行動をするのです。
考え方における「習慣」や「癖」の正体は、潜在意識に蓄えられた
イメージ。
人は潜在意識に蓄えられたイメージ通りの考え方や行動をする。
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